ひたちのはまにひょうちゃくしたうつろぶねといこくのじょせい
常陸の浜に漂着した空船と異国の女性
国内
物品・機械
- どんな話か
- 享和3年、常陸国の浜に釜のような形をした奇妙な船が漂着し、中には見慣れぬ姿の女性が一人乗っていたという。
- 細部
- 享和3年3月24日、常陸国の浜にいびつな形の船が流れ着いた。船は釜のような形で上部は黒く塗られ、四方に窓があり、高さは1丈2尺ほどあったという。中には20歳前後とみられる女性が一人おり、雪のように白い肌と黒髪の持ち主で、言葉も衣服も見慣れないものだった。女性は小箱を大事に抱え、人を近づけようとせず、船内には敷物や見慣れない食べ物が残されていたと伝わる。
- 広まり方
- 江戸時代の随筆「梅の塵」に記録され、後年の随筆大成にも収められている。
- 地域
- 茨城県神栖市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ