うたうのうめん
うたう能面
国内
物品・機械
- どんな話か
- 村のある家に伝わる能面には精霊が宿っていて、夜になるとひとりで歌い出し人々を驚かせたという。
- 細部
- この村のある家には、先祖の代から伝わる一面の能面が大切に保管されていた。ただの道具ではなく、内には何らかの精が宿っているとされ、誰も手を触れていないのに夜更けにひとりで歌い声を上げることがあったという。その家の者だけでなく、近隣の村人までもこの怪異を耳にして肝を冷やしたと伝えられ、能面という無機物に生き物のような意志が宿るという珍しい話として記憶されている。
- 広まり方
- 1972年刊『庄内民俗』所収、梅木壽雄「文下部落の伝説」に記録がある。
- 地域
- 山形県鶴岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ