なとりしのみずはこびうしいし
名取市の水運び牛石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 大館城には水の手がなく牛の背で樽を運んでいたが、落城後にその牛が石になったという由来話。
- 細部
- 大館城には自前の水の手がなかったため、麓の沢から樽に水を詰め、牛の背に載せて城まで運び上げていたのだという。やがて城が落ちたのち、水を運び続けたその牛は、そのまま石へと姿を変えてしまったと伝えられている。城を支え続けた牛の労苦が、石という形で残されたかのような言い伝えである。今もその石は牛石と呼ばれ、水の乏しい山城を陰で支えた存在として語り継がれている。
- 広まり方
- 『宮城縣史 民俗3』(1956年)の伝説・石岩の部に記録されている。
- 地域
- 宮城県名取市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ