うしいしさま
牛石様
国内
物品・機械
- どんな話か
- 神が乗ってきた牛が死んで石になったといい、動かすと疫病が流行ると恐れられた。
- 細部
- 遠い昔、笹の原を切り開くために神が乗ってきた牛がその地で息絶え、そのまま石に変じたと語られる。この石は牛石様と呼ばれ、疫病を司る神として祀られてきた。県道を通すために場所を移したところ、翌年になって百日咳が広まったため、これは石を動かした祟りだと噂された。また石が欠けたときには、牛の乳のようなものが滲み出たとも伝えられる。動かしてはならない石という禁忌が、実際の流行病の記憶と結び付いて語られている。
- 広まり方
- 1931年の『民俗学』所収、小泉清見「長野県伝説集」に記録がある。
- 地域
- 長野県上田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ