ぜにがおちるうめのき
銭が落ちる梅の樹
国内
物品・機械
- どんな話か
- 娘の将来を案じていた国学者の死後、庭の梅の木から娘の予言どおりに銭が落ちるようになったという。
- 細部
- 石上神社と龍田神社の神官を務めた国学者の家には、精神に障害を持つ娘が一人いた。この人物は生前、自分が死んだ後も娘に苦労はさせないと常々口にしていたが、その死後になって、庭にある梅の樹から時折お金が落ちてくるという不思議な現象が起こるようになった。娘が銭の落ちることをあらかじめ予言すると、実際にその通りに落ちてくるというのである。娘自身が仕掛けをしているのではないかと疑われ、警察や新聞社の者まで動員して監視が行われたが、娘が銭を置いたり投げたりする様子は一切確認されなかったという。
- 広まり方
- 1936年刊『旅と伝説』所収、原田龍雄「梅の樹から銭が落ちる」に記録がある。
- 地域
- 群馬県前橋市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ