たかやましのやまがみがのるうま
高山市の山神が乗る馬
国内
物品・機械
- どんな話か
- 鼠餅瀧では山の神が馬に乗り轡の音を響かせるとされ、一之宮では匠が作った馬の彫刻が田畑を荒らし目を潰されたという。
- 細部
- 高山市に伝わる馬にまつわる話である。上宝町の鼠餅瀧には、この地の山の神が馬に乗って現れ、滝のあたりを遊び歩くと言われており、そのために轡の音がしばしば聞こえるのだという。一方、一之宮町には、飛騨の匠が作った馬の彫刻や造形にまつわる話も伝わっている。その馬が田畑を荒らすようになったため、人々はやむなくその目を潰したのだという。神が乗る馬と、職人の技が生んだ馬という、性質の異なる二つの馬の話が同じ土地に残されている。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』所収、中山太郎「牛を馬に乗代る話」、および2001年の『民具マンスリー』所収、大嶋善孝「絵や彫刻が悪戯をする話」に記録がある。
- 地域
- 岐阜県高山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ