うじがみさまがすわるき
氏神様が座る木
国内
物品・機械
- どんな話か
- 氏神が腰かけて祭りを見物するとされた木を役場へ移したところ、宿直の者が眠れなくなったという。
- 細部
- 若宮神社の境内の一角に、舞台がよく見渡せる木があった。氏神がそこに腰を下ろし、相撲や祭りの様子を眺める席なのだと言われていた。ところが役場を新しく建てた際、区長の発案でその木が役場の庭へ移されることになる。すると役場では、宿直に当たった職員が夜になっても一睡もできないという事態が続いた。木はその後どこかへ移されたのか処分されたのか判然としないまま、いつしか失われてしまったという。
- 広まり方
- 1991年の『常民』所収、中央大学民俗研究会による愛媛県南宇和郡城辺町の調査報告書に記録がある。
- 地域
- 愛媛県愛南町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ