うごくえ
動く絵
国内
物品・機械
- どんな話か
- 理科室に掛かる滝の絵が、夜になると音を立てて流れ出すと噂された学校の怪。
- 細部
- 市内の小学校で語られていた話。理科室の壁に掛けられた滝を描いた絵は、日が落ちると水が実際に落ち始め、ざあざあと音を立てるのだという。昼のあいだは静止した図でしかないものが、無人になる時間帯にだけ本来の姿を取り戻すという構図で、音楽室の肖像や無人の演奏音と同じ発想に立つ。誰かが確かめたという結末は付かず、そういう噂があったという形で採集されており、学校空間が夜に別の性質を帯びるという感覚そのものが話の中身になっている。
- 広まり方
- 『民俗』1990年掲載、林英一の論考「学校の中の非日常空間の位相」に採集例として挙げられている。
- 地域
- 神奈川県横浜市
- 年代
- 平成
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ