うえのやまのまつ
上の山の松
国内
物品・機械
- どんな話か
- 人骨の出た笠松で、切った者だけでなく親類まで死に絶えたと語られる祟り木。
- 細部
- 上の山にある松は笠松と呼ばれ、かつてその周辺から人の骨が掘り出されたことがあった。誰かが生きながら土中に入って果てたのだろうと言い伝えられている。この木に鋸を入れた者があったところ、切った本人が死んだばかりでなく、その親類まで次々と命を落としたという。さらに、その家では口の曲がった子が生まれるとも語られた。人骨の出土という具体的な事実が、樹木への祟り信仰と血筋への報いの観念を強く結びつけている。
- 広まり方
- 1968年の『あゆみ―忽那諸島の民俗―』(森正史監修)の年中行事と民間信仰・民間信仰の章に記録がある。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ