しわのうばいしをやぶるいしくのたたり
紫波の姥石を破る石工の祟り
国内
物品・機械
- どんな話か
- 触れてはならないとされた姥石に名工の石工が手をつけたところ、大雷雨とともに現れた赤い顔の巨人に三度も地面に叩きつけられたという。
- 細部
- 姥石と呼ばれるこの石には、決して手を加えてはならないという言い伝えがあった。しかしある名工とうたわれた石工が、その禁を破って石に手をつけてしまう。すると突如として激しい雷雨が起こり、身の丈一丈あまりもある大男が姿を現した。全身赤い衣をまとい顔も真っ赤で、鼻がひどく長いその大男は石工を口汚く罵りながら、三度にわたって彼を地面に叩きつけたという。禁忌を破ったことへの手荒な報いとして伝わる話である。
- 広まり方
- 1930年の『旅と伝説』所収、佐々木喜善「鳥虫木石伝」に記録されている。
- 地域
- 岩手県紫波町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ