しおじりのこさずけうばいし
塩尻の子授け姥石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 子に恵まれず追われた嫁が抱きついて泣いた石で、以来子授けの験があるとされる。
- 細部
- 宮向こうの上田にある石にまつわる話である。嫁いで三年たっても子ができないことを理由にしゅうとから家を追い出された女が、この石に取りすがって泣いていた。すると程なく身ごもり、無事に家へ帰ることができたという。それ以来、この石に願をかければ子宝が授かると言い伝えられ、同じ境遇の女たちの拠りどころとなった。石そのものが霊験を持つに至る由来を、一人の女の苦境と救済の物語として語る形になっている。
- 広まり方
- 1990年刊の『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』の口頭伝承の章、子授けの石の項に記録がある。
- 地域
- 長野県塩尻市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ