おみむらのつきとろうじょのうばいし
麻績村の月と老女の姥石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 姥捨の山にあるという石で、女神が月へ渡った場とも、捨てられた老女の化した姿ともいう。
- 細部
- この石については二通りの由来が語られている。一つは、木花咲耶姫の伯母にあたる大山姫が姥捨の山を登り、この石を足がかりに月の世界へと去ったというもの。もう一つは、山に捨てられた老女がその場で石に変じたのだという、はるかに苦い伝えである。天へ昇る女神の話と、口減らしの記憶を宿す話が一つの石に重ねられており、姥捨の名を持つ土地ならではの二重性が表れている。
- 広まり方
- 1986年の『美濃民俗』に載る川出由太郎の論考「山姥の話(一)」に記録がある。
- 地域
- 長野県麻績村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ