かしまなだのへんけいつりがね
鹿島灘の変形釣鐘
国内
物品・機械
- どんな話か
- 漁師の船底からお経の声が響き、確かめようとした者は体が硬直、後に歪んだ釣鐘が海から引き上げられたという。
- 細部
- 安永4年頃、鹿島灘で漁をしていた船の底から読経の声が聞こえてきて、乗り合わせた者たちが気味悪がった。板を起こして調べようとした一人は、体に電撃を受けたように五体が固まってしまう。占い師に尋ねると吉兆だと告げられ、実際その後は大漁が続いた。ある日、重くて上がらない錨を皆で引き上げると、ひどく歪んだ釣鐘が絡みついており、それは黒石の法眼寺に伝わるものだったという。
- 広まり方
- 1929年発行『旅と伝説』に掲載された中道等『奥羽巡杖記』が伝える話。
- 地域
- 青森県黒石市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ