つがねじのにおうさま
津金寺の仁王さま
国内
物品・機械
- どんな話か
- 覗いてはならぬという禁を破られ、九頭竜権現が彫りかけのまま去った未完の仁王像。
- 細部
- 津金寺に戸隠の九頭竜権現が訪れ、仁王像を彫ることになった。ただし作業の最中は誰も見てはならないという約束が交わされていた。ところが我慢しきれずに覗き見た者がいたため、権現は腹を立ててそのまま戸隠へ帰ってしまう。彫りかけの仁王像は仕上げられることなく残され、今に至るまで未完のままだと伝えられている。禁を破ったために神仏の業が中断するという、見るなの禁の型を踏んだ寺の縁起である。
- 広まり方
- 1987年刊の『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』第12編口頭伝承の地蔵や薬師や観音の伝説(細川修・松本清人)に記録がある。
- 地域
- 長野県立科町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ