とうきびのじゅず
トウキビの数珠
国内
物品・機械
- どんな話か
- 山の婆さんの声を聞くために用いる数珠で、欲しいと願ううちに材料が庭に生えたと語られる。
- 細部
- 河辺町の用の山の奥には山婆神社と大山祇神社があり、そこに祀られる存在は山のバアサンと呼ばれ、山の神の祠だともいわれている。この山の婆さんの声を聞き取ろうとするときには、トウキビヅツを珠にした数珠を用いる。この数珠はある人物が自分で作ったもので、材料をどうしても手に入れたいと願い続けていたところ、あるとき自分の家の庭にその植物が生えてきたのだという。願いが叶う形で道具が手に入った経緯そのものが、数珠の霊験を裏づける話になっている。
- 広まり方
- 1986年の『民俗採訪』に載る国学院大学民俗学研究会「愛媛県喜多郡河辺村」の報告による。
- 地域
- 愛媛県大洲市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ