とりあげいし
取上石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 男鹿島の海岸にある大石の上の石は、荒天の波で打ち落とされても、しばらくすると元の位置に戻るという。
- 細部
- 出羽国秋田の男鹿島の海岸には、大きな石の上にもう一つの石が重なって載っている場所がある。風雨が激しく荒れた日には、この上に載った石が波にさらわれて打ち落とされてしまうことがあるが、しばらく時間が経つと、いつの間にかまた元の場所に戻っているのだという。石が波にさらわれても自ら元の位置へ帰ってくるという性質が、この石に「取上石」という名を与えている。
- 広まり方
- 1975年の『日本随筆大成第二期』所収、菊岡沾凉による「諸国里人談」に記録がある。
- 地域
- 秋田県男鹿市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ