とらねこ
虎猫
国内
物品・機械
- どんな話か
- 虎猫は山中で遊ぶ怪猫で、悪天候になると雲に乗って雷となり、落雷跡に爪痕を残すという。
- 細部
- ふだんは山の高みでのびのびと遊んでいるとされる虎猫だが、空模様が崩れて雲が低く垂れ込めてくると、その雲に飛び乗って天へ駆け上がり、雷そのものに姿を変えるという。雷となって地上へ落ちたあとには、虎猫が引っかいたような爪の跡が地面に残されていたと伝えられている。普段の姿を目にする機会は少ないものの、荒天の兆しとともに語られることが多く、雷鳴を虎猫の仕業として説明する呼び名でもあった。
- 広まり方
- 1969年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による秋田県山本郡二ツ井町旧響村の調査に記録がある。
- 地域
- 秋田県能代市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ