とらごいし
虎御石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 弁財天から授かった小石が娘の成長とともに大きくなり、後に男の身代わりになったという。
- 細部
- 子に恵まれない女が弁財天に願をかけたところ、ある朝、枕の下から美しい小石が出てきた。神からの授かり物と信じて大切にしていると、やがて身ごもり、女の子を産んだ。この石は不思議なことに、娘が育つのに合わせて少しずつ大きくなっていったという。のちに娘と縁を結んだ男が危難に遭った際、この石が代わりに傷を受けて命を救ったと伝えられ、そこから十郎身代りの石という別名でも呼ばれる。授かりと成長と身代わりという三つの働きが、一つの石に重ねられている。
- 広まり方
- 1977年刊『神奈川県史 各論編5 民俗』第八編第二章第三節(神奈川県企画調査部県史編集室)に記録がある。
- 地域
- 神奈川県大磯町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ