きんときのとっくり
金時のとっくり
国内
物品・機械
- どんな話か
- 南木曽岳の金時が持参した小さな徳利に、三升もの酒が難なく収まったという話。
- 細部
- とやまという屋号の酒屋へ、南木曽岳から金時が下りてきて、手にした小ぶりの徳利へ酒を三升入れてほしいと頼んだ。店の者はとても入る大きさではないと断ったが、試しに注いでみると三升がすんなり収まってしまったという。器の見かけと中身が釣り合わないという奇譚の型を、山に住む力持ちの人物と結びつけて語ったもので、山と里を行き来する存在への畏れが酒屋の商いの場面に落とし込まれている。
- 広まり方
- 1990年刊『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』第12編口頭伝承の伝説、南木曾岳の金時の項に載る。
- 地域
- 長野県南木曽町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ