ときをほうじるつぼ
時を報じる壺
国内
物品・機械
- どんな話か
- 肥前国から逃れてきた陶工が焼いた壺は、水を張り杓を添えると真夜中に時を告げたという。
- 細部
- かつて肥前焼の腕利きの陶工がいたが、国守から無理な注文を強いられたことに耐えかね、故郷を離れてこの地に移り住んだという。その陶工が焼き上げた壺には不思議な力があり、水をいっぱいに張って柄杓を添えておくと、深夜十二時になるとひとりでに時を報じたと伝えられている。名工の技が生んだ不思議な道具として語り継がれてきた。
- 広まり方
- 旅と伝説1932年掲載の浅井正男「壺、ニ題」に記録がある。
- 地域
- 京都府舞鶴市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ