とびぜに
飛び銭
国内
物品・機械
- どんな話か
- 元禄2年夏、大町刑部頼利の屋敷に小石や銅銭が降り注いだ怪異で、諸国に見られた飛び銭の一例という。
- 細部
- 元禄二年(1689年)の夏ごろ、大町刑部頼利の屋敷にしきりに小石が飛び込んでくるということがあった。はじめは子供のいたずらだろうと思われていたが、やがて銅銭が二枚、三枚と投げ込まれるようになり、そのうち五枚、六枚とまとまって降るようになって、最終的には合計百数十枚にものぼったという。昔はこうした現象を飛び銭と呼び、諸国でたびたび見られたものだという。のちにこの家の子孫にあたる大町将監が、この飛び銭を五代藩主吉村公に披露して見せたと伝えられている。
- 広まり方
- 『宮城縣史 民俗3』(1956年)の妖怪変化・幽霊の事例篇に記録されている。
- 地域
- 宮城県仙台市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ