とびかんのん
飛び観音
国内
物品・機械
- どんな話か
- 織田勢の焼き打ちから逃れるため、寺の本尊が自ら飛んで難を避けたと伝わる観音像。
- 細部
- 落人をかくまっているという噂が立ち、寺は織田の軍勢に火をかけられた。数日後、村人が川の滝壺の近くでこの寺の仏像を見つけたことから、火の熱さに耐えかねた本尊が自ら川へ飛び込んだのだと言われるようになった。栗生山興徳寺が焼かれた際、本尊の観音像が今の安置場所まで自力で飛来したと語る伝えもある。像が自ら動いて災難を逃れる型の縁起である。
- 広まり方
- 1984年の『伊那』所収、原董「下条の伝説」と、1989年刊『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』の観音の伝説の項に記録がある。
- 地域
- 長野県下條村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ