てんてこざさ
てんてこ笹
国内
物品・機械
- どんな話か
- 盆の踊りで用いた笹を持ち帰って戸口に挿し、一年後に海へ送る魔よけの習わし。
- 細部
- 盆の十五日に踊られるテンテコ踊りでは笹が使われる。踊りが終わると人々はその笹を家へ持ち帰り、出入口に挿して一年のあいだ据え置いた。翌年の同じ日が来ると古い笹は海へ流され、新しいものと替えられる。魔を防ぐ力が一年で尽きると考えられていたことになり、行事と家の守りが暦の上で丸く結び合わされている。役目を終えた笹を焼かず海へ返すところにも、島らしい始末の付け方が表れている。
- 広まり方
- 1960年の『あゆみ―郷土研究会報―』所収、森正史ほかによる「民間信仰」の報告による。
- 地域
- 愛媛県上島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ