てんぐゆうせき
天狗遊石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 山崖にある巨大な平らな石を城まで運ぼうとしたところ、天候が荒れて断念し、翌日には元の場所に戻っていたという。
- 細部
- いなべ市の山中、伊賀国岡山には、上面が切り取ったように平らな八尺四方ほどの大石があり、天狗遊石と呼ばれていた。宝永のころ、この石を城へ運ぼうとして谷へ落とし、大勢で引き、城まで一里ほどの所まで進めたところ、急に空模様が荒れて作業を中止した。翌日見に行くと、石はいつの間にか元の山上へ戻っていた。菊岡沾凉の『諸国里人談』は、『日本随筆大成』第2期、1975年に収録されている。
- 広まり方
- 『日本随筆大成第2期』1975年収録の菊岡沾凉『諸国里人談』による。
- 地域
- 三重県いなべ市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ