てんぐかぶ
天狗かぶ
国内
物品・機械
- どんな話か
- 里の畑では良い物ができないとされ、山の焼畑で作られてきた赤カブラの呼び名である。
- 細部
- 丹生村では赤いカブラを山カブラ、あるいは天狗かぶと呼んだ。平地の畑で育てても質のよいものにはならないと言い伝えられ、もっぱら山中のヤキバタケで作られてきたという。作物の名に天狗を冠する点に、山という場所そのものを異界として扱う感覚がうかがえる。焼畑と作物をめぐる民俗の調査のなかで拾われた呼称である。
- 広まり方
- 1991年の『民俗文化』に載る竹本康博「湖北の焼畑と赤蕉」に記録がある。
- 地域
- 滋賀県長浜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ