うえだのてんぐがのこすいわのあしあと
上田の天狗が残す岩の足跡
国内
物品・機械
- どんな話か
- アカ岩という大岩の下から続くくぼみを、天狗が付けた足跡だと土地の人が呼んでいる。
- 細部
- アカ岩と呼ばれる大岩には、下方から岩の頂へ向かってくぼみが並んでおり、そこへ手足を掛ければ人でも登ることができる。土地ではこのくぼみを自然の窪みとは見ず、天狗が踏みしめて残した足跡だと説明してきた。岩肌の凹凸に超人的な存在の通り道を読み取る語りで、山の高みへ至る道筋そのものを天狗の領分として意味づける点に特徴がある。名のある岩が地域の目印として機能していたことも背景にあるとみられる。
- 広まり方
- 1932年の『郷土』所収、小山真夫「小県郡石誌」に記録されている。
- 地域
- 長野県上田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ