ほってもちちゅうにもどりつづけたたていし
掘っても地中に戻り続けた立石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 畑にあった丸い石を掘り出そうとするたびに地中へ沈み込み、諦めて祠を建てたという話。
- 細部
- 立石村の名主の畑には、高さ一尺ほどの丸い石があった。掘り出そうとしたが思いのほか深く、途中で作業をやめて帰った。ところが翌日行ってみると、掘った分だけ石は地中に沈み込み、また元通り一尺ほど地上に出ていたという。何か良いことがあるだろうと考えて埋めて帰ったが、翌日見るとまた石は地表に現れていた。結局、その石の上に稲荷の祠を建てたと伝えられ、村の名の由来にもなったのではないかとされている。
- 広まり方
- 滝沢馬琴の随筆『兎園小説』(日本随筆大成第二期、1973年収録)に記され、葛飾区域の地名由来として伝わる。
- 地域
- 東京都葛飾区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ