たていし
立石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 子授けや性病の平癒にご利益があるとされる田の中の立石と、その由来にまつわる地名譚。
- 細部
- 福島市松川町の田の中には、立石と呼ばれる自然の石がある。子どもに恵まれない女性がこの石に抱きついて祈ると子を授かるとされ、また性病の治療にも効果があると信じられていた。石にまつわる由来として、昔ある嫁入りの女性がこの石のそばを通りかかったところ、急に腹痛を起こしてその場で赤子を産んでしまったという話が伝わる。この出来事から周辺の地名は産子内と呼ばれるようになり、以来、嫁入りをする女性はこの道を通らないようになったという。石が持つ霊験と、それに由来する地名・禁忌が結びついた伝承である。
- 広まり方
- 1967年刊行の『福島県史 24 民俗2』所収、岩崎敏夫の福島県周辺の小祠の信仰の項に記録がある。
- 地域
- 福島県福島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ