たたりじぞう
祟り地蔵
国内
物品・機械
- どんな話か
- 草野村馬目にある地蔵堂は修繕に手を付けた世話人にことごとく凶事が及ぶとされ、命を落とした者もいるという。
- 細部
- 岩城郡草野村大字馬目にある地蔵堂は、手を加えて直そうとするたびに関わった世話人へ祟りや凶事が及ぶとされる地蔵として恐れられている。実際に修繕に携わった者が死んでしまうこともあったといい、建物の手入れという日常的な行為が地蔵の祟りを招くという、いわき市の地蔵伝説の中でも特に強い禁忌性を帯びた伝承である。修理という善意の行為がかえって災いを呼ぶという逆説的な構造が、この伝承を特に恐れられたものにしている。
- 広まり方
- 1922年刊『土の鈴』所収、高木誠一の「磐城の地蔵」に記録がある。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ