かえりたがるたぬきいし
帰りたがる狸石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 利用しようとした石が「帰る」と口にし、驚いて元の場所へ戻すと急に軽くなって運べたという。
- 細部
- いなべ市大安町では、利用しようとした石が自分から「帰る」と言い出した話が伝わる。人々がその言葉に驚き、石をもとの場所へ戻そうとすると、それまで四十貫もある重石だったものが、急に軽々と運べるようになった。使われることを拒み、帰る意思まで示した物言わぬ石の振る舞いに、この話の怪異性が表れている。小川重太郎「北勢の伝説 其一」(『伊勢民俗』1952年)に記録された事例である。
- 広まり方
- 『伊勢民俗』1952年の小川重太郎「北勢の伝説 其一」に記載。
- 地域
- 三重県いなべ市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ