たま
珠
国内
物品・機械
- どんな話か
- 北野の宮仕えの家に伝わる珠は中に水を含み、天候の晴れ曇りに応じて水位が上下する不思議な品だという。
- 細部
- 北野のあたりに住むある宮仕えの家に、代々伝わる一つの珠があった。この珠の内部には水が満たされており、外の天気が曇ってくると水位が上がり、晴れてくると下がるというふうに、天候の変化に合わせて中の水がひとりでに上下する性質を持っていたという。水精の枕として知られる升降図の類に通じる品であるとされ、天候を映し出す不思議な珠として珍重されていたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1976年の『日本随筆大成』第三期に収める橘泰「筆のすさび」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ