たいぼく
大木
国内
物品・機械
- どんな話か
- 伝染病が流行った海辺の村で夜ごと海上が光ったのは不気味な大木のためで、焼くこともできなかったが、行基が観音像を彫って祀ると病はおさまったという話。
- 細部
- 海辺のある村で伝染病が流行し、人々が苦しめられていたころ、夜になると海の上がぼうっと光るという出来事が続いた。調べてみると、不気味な形をした一本の大木が光を放っているのだとわかり、村人はこれを燃やして始末しようとしたが、どうしても焼くことができなかったという。そこへ行基が訪れ、その大木から観音像を彫り出して祀ったところ、それまで流行していた伝染病もすっかりおさまったと伝えられている。
- 広まり方
- 2001年の『民具マンスリー』誌に掲載された大嶋善孝「絵や彫刻が悪戯をする話」に記録されている。
- 地域
- 愛知県西尾市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ