とがくしのおにをきったたち
戸隠の鬼を斬った太刀
国内
物品・機械
- どんな話か
- 戸隠の山で鬼や変化を屈服させたと語られる名刀の由来話で、多田満仲と平井保昌の二系統が伝わる。
- 細部
- 武将の佩刀に霊験を認める語りが、戸隠の山を舞台に二通り残っている。一方では多田満仲の持つ剣が、この山に棲む鬼を斬り伏せた刀だとされる。もう一方では平井保昌の太刀が怪剣という名で呼ばれ、戸隠の地で人ならぬものを従わせた武具だと説明される。どちらも刀そのものに霊力を認め、山中の異形を制した証として名を語り継ぐ形をとっており、戸隠という土地が鬼退治譚の舞台として繰り返し選ばれてきたことをうかがわせる。
- 広まり方
- 2001年の『伝承文学研究』所収、徳田和夫「越後の酒呑童子」に記録がある。
- 地域
- 長野県長野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ