あおきむらのすずりいしのあまごい
青木村のすずり石の雨乞い
国内
物品・機械
- どんな話か
- 城跡に残る大岩の窪みには年中水が溜まり、汲み出すと雨が降るといわれた。
- 細部
- 村松の山城の跡地に大きな岩がある。その表面の窪みには一年を通して水が絶えず溜まっており、硯を思わせることからすずり石と呼ばれてきた。日照りが続くと人々はこの水をかい出しにゆき、そうすることで雨が降ると信じられていた。溜まった水を減らす行いが天からの補充を促すという理屈で、村内のおかんが池と同じ型の雨乞いである。城跡という由緒ある場所にあることも、岩の霊威を高めていたと考えられる。
- 広まり方
- 1987年刊『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』の口頭伝承、石の伝説の項に細川修と松本清人が記録している。
- 地域
- 長野県青木村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ