すみよしのまつ
住吉の松
国内
物品・機械
- どんな話か
- キリスト教流布への凶兆として住吉大社の松が一夜で66本枯れ、それを軽んじた織田信長が明智光秀に討たれたと結び付けて語られる話。
- 細部
- 大阪市住吉区にある住吉大社の松にまつわる話である。戦国の時代、南蛮の王が日本を思うままに従わせようと、邪法すなわちキリスト教をこの国に広めようと企てたことがあった。すると住吉大社の松が、たった一夜のうちに六十六本も枯れてしまったのだという。この異変を神主が朝廷へ奏上したところ、朝廷はこれを異国からの脅威が迫る凶兆と受け止め、織田信長にキリスト教の布教を禁じさせようとした。ところが信長は、一度認めたものをすぐに禁止しては人から軽んじられると考え、この求めを拒んでしまう。そのために信長は後に明智光秀の手にかかって討たれることになったのだと、この話は結んでいる。
- 広まり方
- 1983年の『続日本随筆大成 別巻』に収められた玉田永教「年中故事」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 戦国時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ