すいしょうのかんのん
水晶の観音
国内
物品・機械
- どんな話か
- 森山町の寺院に安置された小さな水晶観音像を盗み出した者が、旅先で不思議な験に遭い、像を戻したという伝え。
- 細部
- 諫早市森山町、唐比の池のほとりに甫陀林という寺院があり、そこには一寸ほど、三センチに満たない水晶製の観音像が祀られている。かつてこの像を持ち出した者があったが、小倉の地で説明のつかない出来事に見舞われ、恐れをなして像を寺へ返しに来たという。運ぶ途中で像を落として傷をつけてしまったが、月日が経つうちにその傷は自然に消えていったと伝わる。
- 広まり方
- 1979年刊『続日本随筆大成』所収、河野鐵兜「掫觚」に記録がある。
- 地域
- 長崎県諫早市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ