かいからよびもどされたすいげつかんのん
甲斐から呼び戻された水月観音
国内
物品・機械
- どんな話か
- 戦火で甲斐へ持ち去られた品川の観音像が、持ち去った人に取り憑いて品川へ戻すよう訴えたという話。
- 細部
- 太田道灌によって堂社が建てられた品川の水月観音は、武田信玄と北条氏の戦により品川一帯が焼失した際、甲斐へ持ち去られてしまったという。ところが持ち去った人物は熱病にかかって狂乱し、自分は品川の観音であるからすぐに元へ戻すようにと口走ったといい、これを聞いた信玄が観音を品川へ返し、堂社を再建したと伝わる。
- 広まり方
- 『日本随筆大成第二期』(1974年)所収の菱川師宣『江戸雀』に記された話。
- 地域
- 東京都品川区
- 年代
- 戦国時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ