すぎ
杉
国内
物品・機械
- どんな話か
- 神楽をめぐる議論に納得のいかぬまま負けた男が神社の杉から折った枝を祈って持ち帰ると新芽を出し、その枝を祀るため社殿が建てられたという。
- 細部
- 邑南町に伝わる話では、神楽の解釈をめぐって話し合いになった男が、筋の通らない理屈でやり込められてしまったという。納得のいかない思いを抱えたまま、男は神社に生えていた杉から一枝を手折り、その場で祈りを捧げてから、うやうやしい態度でその枝を自分の村まで持ち帰った。すると、折り取られたはずのその枝から新しい芽が伸び始めたため、これはただごとではないとして村に社殿を建て、杉の枝を御神体のように祀るようになったと伝えられている。
- 広まり方
- 1936年刊『旅と伝説』に千代延尚壽が石見地方の神仏に縁のある話としてまとめた一編で、御神木の由来譚として伝わる。
- 地域
- 島根県邑南町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ