そうめんじぞう
素麺地蔵
国内
物品・機械
- どんな話か
- 旅人に素麺を無理強いして金を取っていた村を、日光山の僧に化けた宇津ノ谷の地蔵が素麺を食べ尽くして懲らしめたという。
- 細部
- 昔、旅人に無理やり素麺を勧めては法外な代金を取り立てる者たちがいた村があった。あるとき日光山から来たという修行僧がこの村を訪れ、食を乞うたところ、僧は村中の素麺をすっかり食べ尽くしてしまう。その後、あふれ出た素麺が山から瀧のように流れ落ちる出来事が起こったという。実はこの僧の正体は駿州宇津ノ谷の地蔵であり、旅人をだましていた村人たちを懲らしめるために、あえて僧の姿をとって現れたのだった。
- 広まり方
- 1922年の『土の鈴』誌に掲載された法月俊郎「お地蔵様の話(駿河・伊豆地方)」に記録がある。
- 地域
- 静岡県静岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ