うられるのをいやがってないたそてつ
売られるのを嫌がって泣いたソテツ
国内
物品・機械
- どんな話か
- 旧家の庭にあった大きなソテツを寺へ売って船で運ぼうとしたところ、西風に阻まれて何度も押し戻されたという話。
- 細部
- 小山家が大きな屋敷を構えていた頃、その庭には大きなソテツがあった。やがてそれを日本寺へ売ることになり、船で運び出そうとしたが、そのたびに西風が吹いて船は押し戻され、前へ進めなかった。ソテツがよそへ売られるのを嫌がって泣いているためだと語られ、結局は寺へ渡ったものの、後には焼失した。『海女部落と台地端の村と』(1967年、東京学芸大学民俗学研究会)に、御宿町の伝説・民話として記録されている。
- 広まり方
- 『海女部落と台地端の村と』(1967年)の「八、御宿町の伝説・民話」(東京学芸大学民俗学研究会)に記録される。
- 地域
- 千葉県御宿町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ