しゅっけのすがたをしたいし
出家の姿をした石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 飯岡山で樵が見つけた一尺ほどの石は合掌する僧の姿をしており、善人にしかはっきり見えないという。
- 細部
- 飯岡山で薪を採っていた樵が、高さ一尺ほどの奇妙な石を見つけた。よく見ると法衣をまとい合掌する僧侶の姿をかたどったもので、里の人々は慈覚大師が刻んだ像だと言い伝え、口寄せをするイタコは八百年前の観音様の化身だと語った。不思議なことに、この石は心の正しい人にははっきりと僧の姿が見えるが、悪心を持つ者が見るとその姿がぼやけて判然としないのだという。
- 広まり方
- 1929年の『旅と伝説』所収、橘正一「昭和の伝説四題」に記録されている。
- 地域
- 岩手県盛岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ