おだわらのうつされたしょうとくたいしぞう
小田原の移された聖徳太子像
国内
物品・機械
- どんな話か
- 長興山に置いてはならないと告げがあり、大工が受け取って移したと伝わる太子の像。
- 細部
- 長興山にあった聖徳太子の像について、その場所へ据えたままにしてはいけないという話が伝わる。この意向は大工のもとへお告げという形で示され、それを受けて像はもらい受けられ、別の場所へ移されたという。太子は大工や職人の守り神として信仰される存在で、像の行き先が大工であったことにはその背景がうかがえる。像の側から居場所を指定してくるという筋立ては、動かせない神仏という考え方の裏返しにもなっている。
- 広まり方
- 1996年の『常民文化研究』所収、石崎敬子「小田原市周辺の口承文芸」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県小田原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ