しょうとくたいしのふえ
聖徳太子の笛
国内
物品・機械
- どんな話か
- 四天王寺の宝器・京不見の笛は聖徳太子作と伝わり、朝廷へ運ぶ途中で割れたが持ち帰ると元通りになったという。
- 細部
- 四天王寺に伝わる宝器のひとつに、京不見の笛と呼ばれる笛がある。これは聖徳太子みずからが作ったとされる品で、かつて後花園院がこれを見たいと望み、朝廷へ運ぼうとしたところ、その途中で笛は二つに割れてしまった。やむなく拝覧は中止となり、寺へ持ち帰ってみると、笛はいつの間にか元通りの姿に戻っていたという。太子が秘蔵していた笛を手放すことを惜しんだためであろうと語られ、今も聖霊会ではこの笛が奏でられ、太子を慰める儀式が続けられている。
- 広まり方
- 1976年の『日本随筆大成第三期』所収、著者未詳「浪華百事談」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ