しっとざくら
嫉妬桜
国内
物品・機械
- どんな話か
- 妾を持った夫を怒った一身田の農婦が菜刀で切りつけた際、刃が桜の幹に食い込み抜けなくなったという。
- 細部
- 一身田の農婦は、夫が妾を囲っていたことに腹を立て、菜刀を手に襲いかかった。夫は専修寺境内の桜の下へ逃げて身を隠したが、妻が見つけて斬りつけた一撃は夫を外れ、桜の幹に食い込んだ。その刀はどうしても抜けず、二人はこの出来事を機に互いの非を悟って事なきを得たという。桜は寛政の頃に枯れたと伝わる。佐堂光子「河芸郡の伝説」(『民間伝承』、1940年)に記録されている。
- 広まり方
- 『河芸郡の伝説』(佐堂光子、1940年『民間伝承』収録)に記されている。
- 地域
- 三重県津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ