しし
シシ
国内
物品・機械
- どんな話か
- 毎年八月十五日にシシオサメを行う獅子頭は小玉家に安置されるのが定めで、他家に置いたところ騒ぎ出したため戻されたという。
- 細部
- 能代市では毎年八月十五日に、ササラ踊りで用いる獅子頭を納めるシシオサメという行事が行われている。この獅子頭は代々小玉家に安置することになっているが、あるとき事情があって別の家に移したところ、獅子頭が落ち着かず騒がしい様子を見せたため、結局もとの小玉家へ戻すことになったという。また、この獅子頭は橋を渡らないものとされており、運ぶ際には橋を使わずにあえて川の中を歩いて担いで渡るのがしきたりになっている。祭具でありながら意志を持つかのように振る舞う点や、川を渡る作法にこだわる点に、獅子頭そのものへの信仰の厚さがうかがえる。
- 広まり方
- 『民俗採訪』1969年掲載の國學院大學民俗学研究会による秋田県山本郡二ツ井町旧響村の調査報告に記録がある。
- 地域
- 秋田県能代市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ