しろぎつねのほうじゅのたま
白狐の宝珠の玉
国内
物品・機械
- どんな話か
- 大正期に拾った宝珠の玉は白狐が落としたものと巫女に告げられたという白河の話。
- 細部
- 大正八年頃、白い毛で覆われ中に芯のある直径四センチほどの丸くフワフワとした宝珠の玉を拾ったことがあった。巫女に尋ねると、京都伏見稲荷から奥州の塩釜さまへお使いに向かう途中で落としたものだろうと言われたという。別の話では、朝早くに二羽の何かとともに、丸く小さくフサフサとして手に乗せると暖かいものを拾い、これは白狐が千年を経ると尾の先にできるのだと伝えられた。戦後、この玉を神社に納めたが、ある日拝み屋のもとでこの玉について話したところ、ひどく叱られたという。
- 広まり方
- 1976年刊行と1991年刊行の『女性と経験』、いずれも倉島幸子による記録にみえる。
- 地域
- 福島県白河市
- 年代
- 大正時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ