しらはのや
白羽の矢
国内
物品・機械
- どんな話か
- 仙洞御所の庭に虚空から白羽の矢が舞い降り、めでたい兆しとされて和歌とともに石清水八幡宮へ奉納されたという。
- 細部
- 正徳5年8月20日、仙洞御所の庭先に、何もない虚空から一本の白羽の矢が忽然と降ってきたという出来事があった。この珍しい矢はさっそく御所の中で御叡覧に供され、これはめでたい兆しに違いないということになり、添えの和歌とともに石清水八幡宮へ奉納されることに決まった。空から突然もたらされた矢を凶事の前兆とせず、あえてめでたい出来事として神社に納めるという処し方に、当時の吉凶の受け止め方がうかがえる話である。
- 広まり方
- 1981年の『続日本随筆大成』別巻に収める本島知辰「月堂見聞集(上)」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ