しおぶきのみょうごう
塩吹の名号
国内
物品・機械
- どんな話か
- 益田の海に光るものが現れて漁師が恐れる中、老僧のお告げで網を入れると蓮如上人筆の名号軸が引き上げられたという。
- 細部
- 益田市に伝わる話。ある時、沖の海中に光るものが見えるようになり、漁師たちはそれを恐れて誰も海に出ようとしなくなった。すると、ある漁師の夢の中に年老いた僧が現れ、その光るものを引き上げるようにと告げた。お告げのとおりに網を入れてみると、蓮如上人が自ら筆をとったと伝えられる軸が引き上げられた。この軸は世に塩吹の名号と呼ばれ、益田の地で大切に扱われてきたという。
- 広まり方
- 1936年刊『旅と伝説』に千代延尚寿が石見地方の神仏にまつわる話としてまとめたもので、霊験譚の一つとして記録されている。
- 地域
- 島根県益田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ