しんきんのにわとり
真金の鶏
国内
物品・機械
- どんな話か
- 淀屋辰五郎の宝物にあった黄金の鶏は唐の玄宗皇帝の所持品と伝わり、家に変事があると鳴き声をあげたという。
- 細部
- 大坂の豪商であった淀屋辰五郎が所蔵していた宝物の中には、唐の玄宗皇帝がかつて手元に置いていたとされる黄金づくりの鶏が一羽あった。この鶏は、ふだんは静かに佇んでいるが、家に何かよからぬ出来事が起ころうとするときに限って、一声だけ鳴き声をあげるという不思議な性質を持っていたと伝えられている。淀屋の莫大な財にふさわしい、唐渡りの宝物にまつわる異聞として書き留められたものである。
- 広まり方
- 1979年の『続日本随筆大成』所収、中根香亭「塵塚」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ