しなのき
シナの木
国内
物品・機械
- どんな話か
- シナの木・松・桜が娘の姿となり京の三十三間堂の石搗きに加わり、働きぶりを越後の女しょと褒められたという。
- 細部
- 魚沼市の大沢に生える一本のシナの木は、そばに立つ松の木や桜の木と相談し、京の三十三間堂の石搗きの手伝いに上ろうと決めた。三本の木はそれぞれ若い娘の姿に化けて上京し、石を突き固める作業を早く滞りなく進めたという。人々はこの働き者の三人を越後から来た娘たちだと思い、その愛らしさと美しい声、達者な歌、赤い腰巻姿でよく働く様子に感心していた。作業を終えたあとの帳面には、おシナ、おマツ、おサクという名がそれぞれ記されていたと伝えられている。
- 広まり方
- 1982年の『新潟県史 資料編22 民俗1』所収、水沢謙一「第6編 2 第2節 3木の上方参り」に記録がある。
- 地域
- 新潟県魚沼市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ